アルミサッシュ取付

平成28年11月

◎アルミサッシュ取付

 

建物の断熱効果を考えた時に最も熱損失の大きい部分が開口部です。タイニーハウスのコンセプトである「小さくても快適な家」を実現するために、サッシュは空気層16mmの断熱二重窓を採用しました。

 

開口部は小さいほど断熱効果が上がりますが、太陽の光も熱も利用することを考えるとバランスが難しい所です。小菅村は寒い地域ですので太陽光を最大限利用する事を考え、南向きよりも東向きの窓を大きくしました。

 

理由は冬の朝、最も冷え込んだ時に太陽光を取り込み少しでも早く部屋を暖めるためです。南向きの窓は昼間には効果がありますが最も熱がほしい朝には機能しません。寒い地域では南向きより東向きに大きな窓を付けた方が熱利用効果が上がると思います。朝一番で日が差した方が快適に感じるのではないでしょうか。

 

今回採用したサッシュは結露防止のため内側がプラスチック材で覆われています。性能の割に価格は安いです。また、単価を抑えるためサイズは全て規格サイズとし建物で寸法調整をしています。オーダーサイズにすると価格が3割以上アップするんです。建築の際は要注意です。

 

サッシュの取付工事では、開口部の大きさをパンフレットを基に決めていましたが、果たしてすんなり入るか心配でした。しかし、ドンぴしゃで入りほっとしました。 やれやれです。