小菅村の紹介6 小永田地区

小永田地区は大月方面から来て、トンネルを抜けた所に最初に開ける集落です。この地区は写真でもお分かりの様に山の斜面に沿って集落が発展した小菅村でも古い面影を色濃く残す集落です。

 

昔からあった古道に沿ってこの集落は開けました。集落の裏手には畑が広がり生活の利便性を考えた形状となっています。

 

南信州の馬籠宿に似た形態の集落が遠く離れた甲州の地ににも存在することは偶然の産物なのでしょうか・

 

集落を貫く道路はかなりの急こう配で冬の凍結時にはさぞ大変ではないかと思いますが、集落の人々は何事もないかのように生活をしています。

 

この地区には新しいタイニーハウスが建設されました。約20m2ですがロフト・風呂付です。既に若者が住んでおります。

 

道路に張り出した立派な木、都会ではとっくに切られているでしょうが、小菅村ではこれもありです。

 

そして、小永田地区に限らず各集落には必ず地区の守り神の神社があります。この集落は熊野神社が集落の裏手の小高い丘の上にあり、集落の無事を守っています。

 

小永田地区は山村の景観を満喫できる素晴らしい集落です。この地区には近い将来、古民家を活用した古民家ホテルが計画されています。古い物を利用しながら新しい事業を起こす予定です。