田元地区は村の中心部の川池地区に隣接し、小菅川を挟んで反対側に位置する地区です。
この地区は花が多く見られる地区で、春5月から6月にかけて街路沿いに沢山の花を見る事が出来ます。
寒い春を乗り越え、景色が冬から春に変わる様を最も感じる事が出来る地区です。
また、古い住宅も多く、小菅村の特徴の一つである小さな蔵があります。大きさは6帖ぐらい、用途としては野菜や味噌等の保存を目的として建てられた蔵が多いです。
冬は寒さから、夏は暑さから保存食等を守るために建てられたようです。
山間地域で生きていくための知恵が作った建物と言えます。
自然と共に生きる暮らしがまだ残っています。今でもほとんどの家で味噌を自前で仕込んでいるそうです。
でもこの伝統をいつまで守る事が出来るか、小菅村でもそろそろ課題になりつつあります。
先日ふと思ったことがあります。この小さな蔵をタイニーハウスに改造したら快適な住まいになりそうだと思いました。
次のテーマとして考えて行きたいですね。